今日は今日の書類が来る

 前回も愚痴ったが忙しいのだ。研究者が研究で忙しいのであれば、それは非常に健康的なのだが、事務書類の作成および提出で忙しいのだ。これは極めて不健全なことだ。
 5月に入るとそれが本格化する、4月は年度始めのイベントが忙しい主要因だが、5月は年度始めの事務書類だ。例えば科研費関連は5月最初が締め切りだ。GWなんてあって無きがごとしだ。さらに事務側で科研費関係の書類を担当している部署の悲惨さなぞ、我々研究者の比ではないだろう、合掌。
 先日もやっと各種申請書、各種報告書、などを提出し終えたと思ったら、また新しい書類が何枚か回されて来た。こんなに事務書類が沢山あるのは、1)人員削減で事務担当者が減ったから、2)事務担当者の人員を増やすために、事務書類を増やす必要がある、3)システムがうまく機能していない、4)実は私は研究者ではなく、事務担当者として採用されていた、のうちのいずれかだろう。出来れば4)だけはあって欲しくないものだ。でも4)が理由なら、私が事務作業に追われて研究が進まない理由は納得できる。まぁ愚痴を言ってるだけでは研究時間は生まれない、とっとと事務作業を終わらせて研究しよう。しかし科研費が当たった場合、多くの研究者が秘書さんを雇う理由がここ最近ようやく分かった気がする。